今年は1923 年9 月1 日に発生した関東大震災から100 年を迎える節目の年にあたります。死者・行方不明者は推定10 万5,000 人と、明治以降の日本の地震被害としては最大規模の被害が生じました。
本企画展は、多数の人命が犠牲になった関東大震災を振り返るとともに、いつ起こるかわからない巨大地震に対して、荒川で進められている防災・減災・縮災の取組みについて紹介します。
1. 関東大震災による被害
当時の写真や絵画をもとに多数の人命を失った関東大震災の被害状況を振り返ります。また、建設中であった荒川放水路での被害状況を写真とともに紹介します。
2. 荒川下流部の被災想定
東京都や埼玉県が公表した資料にもとづき、最大被害が想定される地震が発生した場合の荒川下流部周辺の家屋の倒壊や焼失などの被害想定を紹介します。
3. 荒川の防災・減災・縮災
荒川下流部では、首都圏で大規模な地震が発生した場合に備えて「河川防災施設」を整備しています。また、関係機関との連携・協力による防災訓練や情報共有を実施しています。こうした施設整備や訓練などの荒川で日頃から進められている防災・減災・縮災の取組みについて紹介します。
大地震や台風などの自然災害に備えるため、防災講座を開催します。講座では、非常時に役立つ知識や技術を学ぶことができます。
開催日時:2024年1月27日(土)
13 : 00 ~ 14 : 00
開催場所:荒川知水資料館2F シアタールーム
対 象:一般
定員:20名(先着順)
参加費:無料
下記の申込フォーム(QRコード) からお申込みください。
荒川知水資料館 amoa
住 所 〒115-0042 東京都北区志茂 5-41-1
電話番号 03-3902-2271