青山士は、20世紀最大の土木事業と言われる “パナマ運河建設工事” に関わったただ一人の日本人技師です。最初は測量のポール持ちから始まり、やがてその実力が認められ、最後はガトゥン閘門の一部の設計にも関わりました。
その期間は約7年。これは一般的なアメリカ人技師が工事に関わる3倍近い年月です。
帰国後、彼はパナマ運河工事で得た知識やノウハウを荒川放水路工事に生かしました。しかし、このことは日本国内ではあまり知られていません。
この企画展では彼の見たパナマ運河の工事と、彼が携わった仕事について紹介します。
【開催期間】 2019年7月30日(火)~9月29日(日)
※荒川知水資料館(アモア)閉館日は企画展もお休みとなります
【会場】 荒川知水資料館(アモア)2階企画展示スペース 他
【入館料】 無料
【開催内容】
■ パネル展 ■
青山士の見たパナマ運河の工事と、彼が携わった仕事について紹介します
(観覧無料)
■ ミニ・パナマ展 ■
駐日パナマ共和国大使館の協力により、本企画展の開催期間中に
ミニ・パナマ展を開設!本企画展で紹介している青山士が運河工事に
参加したパナマ共和国の写真や民芸品を展示します(観覧無料)
■ 夏休み宿題お助け企画「荒川放水路や青山士について調べよう!」 ■
夏休みの自由研究で荒川放水路や青山士、荒川の水防災について調べてみませんか?
荒川知水資料館の展示を見ながら、調べたことをワークシートに記入、
みなさんの疑問や知りたいことにはスタッフがお答えします!
開催日時:8月3日(土)10:30~15:30 随時受付
対象:小学校3年生~6年生
持ち物:筆記用具、カメラ(あれば)
事前申込は不要、参加ご希望の方は当日荒川知水資料館2階にお越しください(参加無料)
■ ミニ講座「青山士の仕事と彼が見た景色」 ■
パナマでの青山士の仕事と彼がみたパナマ運河工事、そして荒川放水路工事へ注いだ技術について
講師がわかりやすく解説。講座終了後には講師による企画展の解説を行います!
開催日時:9月8日(日)13:00~14:00(12:30受付開始)
9月23日(月祝)13:00~14:00(12:30受付開始)
※両日とも講座内容は同じです
対象:主に高校生以上
講師:清水弘幸氏
事前申込は不要、先着順(30名程度)となります。聴講をご希望の方は、当日荒川知水資料館3階にお越しください(聴講無料)
■ パナマコーヒー試飲会
9月8日(日)、9月23日(月祝)、それぞれ14:00~16:30、パナマ大使館からご提供いただいたパナマコーヒーの試飲会を行います
酸味と苦みとのバランスがとれたコーヒーをお楽しみください
荒川知水資料館3階での実施、実施企画展のアンケートにご協力いただいた方へのご提供となります
※提供は先着順、なくなり次第終了(無料)
※パナマコーヒーの試飲会につきまして、チラシでは2階での提供とご案内しておりますが、3階に変更となります
荒川知水資料館 amoa
住 所 〒115-0042 東京都北区志茂 5-41-1
電話番号 03-3902-2271